BULLET TRAIN will release a new single "My Buddy" on July 26.
The title track is the theme song of the TV drama 'MPD: Animal Unit' (Keishicho Ikimono Gakari) which is airing on Fuji TV and has an impressive cool sound. The song features a catchy and fun performance that incorporates animal movements, and the ending of the drama, in which Atsuro Watabe, Kanna Hashimoto and the rest of the cast of "MPD: Animal Unit" dance to the song, is also attracting attention.
To celebrate the release of the single, Music Natalie conducted an interview with the seven members of BULLET TRAIN. We talked to them about "My Buddy", how they felt when their last single "Chou Nebagiba Dance" reached No.1 on Oricon Single Ranking for the first time and their thoughts on their longest national tour. At the end of the feature, the members explain the choreography of "My Buddy".
Interview and text by Azumi Mitsuhashi, photography by Yusuke Kusaba
- BULLET TRAIN「My Buddy」
- Released on July 26, 2017 / SDR
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Regular Edition [CD]
1000 yen / ZXRC-1113 -
Loppi・HMV Limited Edition [CD]
1000 yen / ZXRC-1114
- Tracklist
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- My Buddy
- Uwatsuki WAVES
- UNKNOWN...
Because I finally got to it.
──Before talking about the new single, I'd like to talk about the fact that your previous album "Chou Nebagiba DANCE" was ranked No.1 on the Oricon Weekly Single Ranking. It was the first time for BULLET TRAIN to be ranked No.1 on Oricon, what were your feelings?
TAKUYA To be honest, I still don't really feel it, but when I saw the list of people who had won first place, there were so many names lined up. When I saw "BULLET TRAIN" on the list, I thought, "Oh, we're number one. It was a strange feeling.
──Firstly, on the day of its release, it was ranked No. 1 in the daily ranking, and for a week after that, I felt that there was an unprecedented excitement around everyone.
カイ 発売日はツアーのゲネプロをやっていたんですけど、そこでサラっと発表されたんですよ(笑)。なんか全力で喜べない感覚がありましたね。
ユーキ 僕はもう、「頼むからそのままであってくれ!」っていう感じ(笑)。
ユースケ この曲の発売に向けて、僕らもスタッフさんも一致団結して進んできたんです。そのがんばりが実ってデイリー1位……12作目で、やっとですから。5年間やってきて、やっと手が届いた1位だから、「週間も取りたい!」って僕も思いました。今、たくさんの男性グループが活躍している中、1位を取れるか取れないかは勢いをつかむための差にもなると思うし……もう、本当にソワソワでした(笑)。
コーイチ 僕は5年間やってきたことが形になったのかなと思いますね。これまでの積み重ねがあってのものだと思うから、それが「1位」という形になってよかったなって。
──すごくわかりやすい“勲章”になりますよね。この出来事は皆さんの自信につながりますか? それとも変わらない?
ユーキ 「1位を取ったからこの番組に出られました、こんなことがありました」っていうことが現状ないんですよ。だから、僕は「また1位を取らないと」って思った。次も貪欲に1位を狙って、結果を出せたら世間の皆さんの見方も変わるんじゃないかなって。
──より一層気合いが入った感じ。
ユーキ そうですね。
サル、フクロウ、猫、馬、リョウガ
──そうして、もう次のシングル「My Buddy」が発表になります。
リョウガ 早いなあ(笑)。ちょうど3カ月か。
ユースケ 今回のシングルはフジテレビ系ドラマ「警視庁いきもの係」の主題歌で、主演の渡部篤郎さんと橋本環奈さんの役の関係性が相棒ということから「My Buddy」という曲になりました。曲もダンスも非常にキャッチーで、今までアップテンポの曲で攻めてきた超特急が、リラックスして「みんなで一緒に踊りましょう!」って言ってるような感じ!
──ドラマ主題歌は「Yell」(2016年)以来ですね。
リョウガ 主題歌って、バックボーカルがドヤ顔できる数少ないケースなんじゃないかな。
コーイチ そうですね。とりあえずカラオケで歌いますよ。「歌ってるの、俺やで」って言って(笑)。
タカシ 逆に、友達と一緒にカラオケ行ったときに歌ってくれるパターンもあるんですよ。みんな知ってくれているから、そういうところで影響力の大きさを実感しますね。
──しかも今回のドラマはタカシさんの愛する動物がテーマです。
タカシ いやもう、本当に得しかないです。
──「My Buddy」、清涼感のあるサウンドが印象的でした。
コーイチ どんな世代の方にも聴いていただける、耳に優しいサウンドだなって思います。動物の声がところどころに入っているのもポイントかな。歌は、「子供が笑顔になってくれたらいいな」と思いながら歌いました。
──どんな動物の声が入っているんですか?
ユーキ サル、フクロウ!
タカシ 猫ちゃんもおるで。
ユーキ それに馬の足音でしょ。あと最初のほうのあの音はなんの動物?
ユースケ ああ、Aメロが始まる前でしょ?
タクヤ リョウガじゃない? リョウガの得意なグーフィーのモノマネみたいな感じじゃん(笑)。
タカシ ああー!(笑)
タクヤ Aメロ前の鳴き声はリョウガですね。
カイ なので、サル、フクロウ、猫、馬、リョウガです!
──想像以上にバラエティ豊かでした(笑)。
タカシ (笑)。でも、ホントに作品のイメージに合っている曲だと思います。
悟空とベジータ
──では、この曲のパフォーマンスについても教えてもらえますか?
ユースケ この曲のパフォーマンスは「大人から子供まで一緒に踊れるかわいいダンス」がテーマです。横1列に並んで手を叩いたりする振りだったり、あとはドラマのカギとなる動物の動きが出てきたりもするんですよ。それと、ドラマのエンディングで出演者の方がこの曲を踊ってくださるんですけど、ドラマバージョンは僕らの踊る「My Buddy」を優しくしたものなので、本当に誰でも踊っていただけると思う。
ユーキ “Buddy”ということで、ペアになってやるような振付もあるしね。
ユースケ 「超ネバギバDANCE」はたくさんの人に踊ってもらって盛り上がったけど、「My Buddy」もそうなってほしいです。
──ちなみにこの曲は、センターのメンバーはいるんですか?
ユーキ タクヤとユースケですね。
ユースケ 今回、初めてのダブルセンターなんです。
──そうか、「毛穴ケアのうた」(2015年発表の「h&s」テレビCM曲)ではタクヤさんとユーキさんがセンターだったけど、シングル曲では初なんですね。
ユースケ そうなんです。「Kiss Me Baby」(2013年)がユーキと僕のダブルセンターだって言ってくれる8号車さんもいらっしゃるんですけど、あの曲はちゃんとユーキの単独センターの曲なので。今回が本当に、初のダブルセンター曲です。僕とタクヤがバディってことですね! なんと言うか……悟空とベジータみたいな!
──ユースケさんが悟空で、タクヤさんがベジータ。
ユースケ はい。僕がポップ担当で、タクヤがクール担当。みんなから見ると、そうみたいです。な、そうだよな?
リョウガ ううーん……。
ユースケ おい、「ううーん」ってなんだよ!
カイ どうしたウーロン?
ユースケ ウーロン?
タカシ 豚の子やな。
ユースケ ちょっと!(笑)
──(笑)。タクヤさんはユースケさんとのコンビ、どう思いますか?
タクヤ ミュージックビデオが特にそうなんですけど、「My Buddy」はポップとクールの両極端を表現するっていうテーマもあるんです。その世界観は、僕ら2人が演出できているんじゃないかなって思います。
──お披露目はまだですが、現時点での相性はどうですか?
タクヤ 合ってると思う。でも実は、ユースケと僕がペアになって踊ることはないんですよ。それぞれが順番にセンターに立つ感じで。
ユースケ そうそう。ペアダンスのときにはこのコンビにならないので、そのときは「タクヤ何してるんだろうなー」って……。
全員 あははは!(笑)
──気にしちゃうんですね。
ユースケ あと、ソロダンスのパートも意識して見ちゃいます(笑)。練習してるときも、鏡越しにタクヤのダンス見て「ああ、クールだなあ。よし、僕は全力でポップにいこう!」って気合い入れる。
──ユースケさんはタクヤさんとのダブルセンターについてはどう感じていますか?
ユースケ なんだか“表と裏”って感じがします。タクヤは俳優業でも活躍して、超特急の表の顔になってる。僕は超特急の変顔担当として……。
リョウガ 顔と変顔?(笑)
ユースケ 超特急の顔であるタクヤと、ライブとかで「超特急を見てくれ!」ってすごい表情でアピールする僕の顔が混ざり合ったらすごいことになるんじゃないかなって。
リョウガ どういうこと!? 合成? 遺伝的な話なの?
ユーキ ……。
タクヤ ユーキの目が死んでるぞ。
ユースケ ねえ、ちゃんと聞いて!(笑) とにかく、お互いがお互いを支え合えるんじゃないかなと思ってます!
My Honey
──ちなみに、「Buddy」っていう言葉を聞いたとき、皆さんはどんなイメージが頭に浮かびました?
タクヤ 僕は8号車ですね。
──確かに、この曲のメッセージは皆さんと8号車さんとの関係にも当てはまるなと私も感じました。「一人じゃ見れなかった世界 僕らしか見れない未来」「視線の高さは違っても同じ景色を 今日も明日も 見ていたいね」というフレーズなどは特に。
ユーキ 一緒にライブを作ってくれていますからね。
ユースケ コールだったりね。
ユーキ 一緒に夢を追いかけてる感じ。
リョウガ 1位を取れたのも、相棒の8号車がいたからこそですから。
タクヤ 今乗車してくれている方はすでに僕らを相棒だと思ってくれているんじゃないかって僕は勝手に感じているので、「My Buddy」ではドラマなどで僕らのことを知ってファンになってくれる人へ向けて、僕らの思いを伝えられたらいいなって思っています。これから8号車になってくれる人のことを「相棒だと思いたいな」という希望を込めて。
──そうなんですね。では、ほかにイメージするものはありますか?
ユースケ 僕はやっぱりメンバーですね。いつも支えてくれているし、自分が困っているときにアドバイスやヒントをくれるのも6人なので。ステージの上でどうやったら自分が輝けるのかということも、メンバーが教えてくれました。
リョウガ 相棒といったら、やっぱりWi-Fiじゃないですかね。
全員 あははは!(笑)
リョウガ だってみんな探すでしょ?
ユースケ 超特急、どこに行っても真っ先に探す!
リョウガ みんなの相棒ですよ。
ユーキ あとはやっぱりペットじゃない?
──“相棒”“いきもの”というフレーズからは、リョウガさんと愛犬のティアラさんのことを思い浮かべる8号車さんも多いのではないでしょうか。
カイ でも“My Buddy”ではないんでしょ?
リョウガ ええ。ティアラはMy Honeyです。そこ気を付けてください。
──失礼しました。リョウガさんとティアラさんはいつ頃から一緒にいるんですか?
リョウガ 小3か小4のとき。もう14年くらいですかね。
──そうなんですね。リョウガさんはティアラさんのどんなところが特に好きですか?
リョウガ なんの質問ですか(笑)。あの……気まぐれにめちゃくちゃすり寄ってくるんですよ。ライブ遠征から帰ってきたときとか、「飛んできてほしいな」って思うときは廊下のはるか向こう側から不審者を見るような目で僕を見るんですけど、たまにお風呂上りに扉の外で座って待ってたり。
タクヤ かわいい……!
リョウガ 2階に上がろうとすると「連れてって」って足をカリカリしてきたり。あれかな、ツンデレなのかな。
タカシ そのバランス感覚はたまらんな……。
リョウガ もう、食べたくなります。
カイ ホント溺愛だよね。この人、LINEのアイコンもティアラですからね。
今日のコーイチ、どうなんだろう?
──では、皆さんが活動の中でメンバーのことを“相棒”だと感じる瞬間って、どんなときですか?
ユースケ 僕はまさに今日起きたことなんですけど、取材の前に1人で「逃走中」に出るっていう大きなお仕事があったんですね。収録は夜中から早朝にかけての時間だったんですけど、その前の仕事終わりでリョウガが励ましてくれて、撮影が始まる前にはユーキとタクヤから「がんばれよ」って連絡があったんです。みんなから言葉をもらったら緊張が抜けて、うれしくて。「あとの3人もきっと背中を押してくれてる」って思ったらがんばれる気がして、「超特急っていいな」ってずっと浸りながらお仕事に臨んでました。
カイ (急に表情がこわばったタカシを見て)ねえ、タカシが気にしてる!
ユースケ ああ、タカシ、いいんだよ!?
タクヤ タカシなんでメール送んないんだよ。
タカシ 寝落ちしてました……。
ユースケ うん、寝落ちね、するよね!
タカシ 20時に……。
タカシ以外全員 早いな!?(笑)
リョウガ タカシは今日の取材に向けて体力温存してたんだよな(笑)。
──ほかには何かありますか?
コーイチ 僕がメンバーを一番「相棒!」って思うのはライブ中なんですけど、「Kiss Me Baby」の2番のBメロ。
──ユーキさんとペアで踊りながら歌うところですね。
ユーキ あれね(笑)。
コーイチ はい。あそこはいつもワクワクしてます。
ユーキ 僕もそこは「今日のコーイチ、どうなんだろう?」と思ってます。彼のテンションが高いときはわかるんですよ。逆に落ち着いて、甘く歌って聴かせようとしてるときもわかる。毎回違うからやってて楽しいですよ。「今日ちょっとツンツンしてんな?」とか「あ、今日めっちゃ気持ちいい!」とか。
──バシッとハマる日もある。
ユーキ はい。ハマった日はだいたいこの人、「ンァッ」とかフェイク入れてる。
コーイチ あはははは!(笑)
タカシ 「手に入れたいのにィヤッ!」ってね。
ユーキ “かましてやろう感”があって毎回面白いですね。
──じゃあ、コーイチさんもユーキさんのテンションを感じ取りながら?
コーイチ いや、僕ユーキのこと見えてないので。
カイ 見てないのに勝手に「相棒だな」って思ってんの? すごい迷惑な人じゃん!
タカシ 自意識がすごい!(笑)
タクヤ まあ、それがコーイチですよね。
コーイチ ふふふ。
タクヤ 僕は今やってるツアーでのことなんですけど、ライブ中にパフォーマンスの変更点とかがわからなくなっちゃったとき、カイを見ると僕の気持ちを察して目で教えてくれるんです。そういうときですね。
カイ わかるんだよね。「ああ、タクヤここ飛んでんだろうな」って。で、伝わってくれたなっていうのも顔でわかる。
タクヤ ステージ上でメンバーと視線が合うときは、「相棒だな」って感じることが多いです。通じ合うというか。
ユーキ それは確かにあるね。
──ずっと一緒に同じステージに立っているからこそのテレパシーですね。
カイ うん。空気感で伝わるんじゃないかな。
もう1つ上のステージへ
──4月から始まった全国ツアーも残すところファイナルのみです。超特急史上最長の期間のツアーでしたが、皆さんが現時点で感じていることを教えてもらえますか?
ユーキ 今までで一番成長できたツアーだと思います。ソロパートだったりそれぞれが自己表現できる見せ場があったり、いろんな挑戦をさせてもらってる。挑戦することには必ず意味があると思うし、1人ひとりが試行錯誤してきたものがファイナルに向けて1つの形になったときに、観てくれる方が「あ、超特急成長したな」って思ってくれるのだとしたら、ツアーは成功だと僕は思います。毎週末にライブができるっていう贅沢な環境をフルに生かして、成長できていたらいいなって。
──具体的にはどういった「挑戦」があったんでしょう。
ユースケ 僕は思うのはステージングですね。会場によってステージの大きさや形が違うから、パフォーマンスを一番大きく見せるためのベストな立ち位置や動き方が毎回変わってくるんです。あと今回は客席にトロッコが出てくる演出があるんですけど、トロッコが走れない会場の場合は、どうやってお客さんのところへ行って盛り上げるか、とかもそう。本当に毎回環境が違うので、そこは絶対にしっかりとリハーサルをします。気を抜けないんです。
──そのトロッコの演出だったりユーキさんの言っていたソロダンスだったりもそうですが、私が公演を観させてもらって思ったのは、それぞれのメンバーの“持ち場”がこのツアーで一気に広がったなということでした。7人で魅せる場面もあるけれど、会場を大きく使ったり少ない人数でパフォーマンスをしたりすることで1人ひとりが個々の力で魅せなければいけないシーンがすごく増えたなと感じたのですが……そういった変化がある中で、皆さんが特に意識していることってあったりしますか?
カイ そうですね。ダンススキル云々とは別のところにあるテーマとして、今回のツアーでは「アーティストとしての立ち居振る舞い」を意識する、っていうことをみんなが心に留めています。客席に降りたりして、距離的にすごく8号車の近くに行くんだけど、だからこそステージに戻ったときには“近所のお兄ちゃん”にならないように。「アーティストとして、もう一つ上のステージに行くためにはどうすればいいのか?」っていうところですね。パフォーマンス中でもMC中でも、親しみやすさと同時に凛とした、憧れを抱いてもらえるような姿を見せたい。そのバランスが難しいです。
──練習どうこうでどうにかなるものではない、すごく難しいテーマですね。
カイ だからこそ1つひとつのステージでメンバーそれぞれが課題を持って「今日はこういうふうにやってみよう」っていう試行錯誤をしていると思います。今回のツアーは、僕らがアーティストとしてもう1段、2段上のステージに行くためのものにしないといけないと思ってる。
──カイさんはどんな「試行錯誤」を?
カイ 僕とリョウガのMCチームとしては、メンバー1人ひとりの立ち位置をより明確にしていくのが今回のツアーの課題かなと思っています。去年の秋のHMVツアーでMCのときのそれぞれの役割みたいなものがしっかりと見えたので、今回はライブの前に大枠の話題を決めつつ「ここは誰に振ってみよう」とか決めてます。
──リョウガさんと2人で決めているんですね。
リョウガ そうですね。今回は新たに“開通”する場所も多くて、ライブに初乗車する方もたくさんいらっしゃるだろうから、どんなお客さんにとってもスペシャルなライブになるようにと思いながらいつも話題を考えていますね。
──なるほど。タクヤさんはいかがですか?
タクヤ 僕は、冒頭のソロのダンスパートで毎回違うことをしてます。振りを固めて臨む日もあれば、その場のフィーリングでやってみる日もあって。すごく楽しいですよ。ド頭のパートだから、そこが成功するかしないかでその1日の自分のモチベーションにも関わるし、すごく気合いが入るところでもありますね。
夢への固い扉
──では最後に、今後のことについて聞かせてもらえたらと思います。5周年記念の日本武道館公演も先月に終えて、皆さんはどんなビジョンを持って先へ進んでいきたいと考えていますか?
ユーキ 今超特急は環境に恵まれて、どんどん上に上がっていける状況にはいると思うんです。だけど、この波に流されているようだったら、どこかで必ず落ちると思う。もっとギアを上げていかないとダメですね。僕らは東京ドームの舞台に立ちたい。でも、その夢を叶えるためには今のままじゃ絶対に無理なんですよ。個々がパフォーマンス力を上げて、それぞれの活動の幅ももっと広げていって、周りの人に「この子たち、本当にドームに立てるな」って本気になってもらえるようなライブをしないといけないと思っています。だから、超特急らしく8号車をいい意味で裏切っていきたいと言うか。
──ユーキさんは、超特急がドームに立つために、現時点でどんなところが足りていないと感じているんですか?
ユーキ ライブスキルの底上げです。超特急の魅力を世間の人に知ってもらうには、ライブの衝撃っていうものを一番大事にしないといけないと思う。ライブが始まった瞬間に「面白い」と思ってもらえるようなインパクトを残すパフォーマンスができるようになりたいから、それぞれがメインダンサーとしての自覚だったりバックボーカルとしてのプライドを持って、「超特急はこれまでにない新しいグループなんだ」っていう意識を強く持つことが大事。そういうところをしっかり心がけて努力していけば、まだまだ固い夢への扉は開くんじゃないかなと思います。
──超特急には結成当初から「東京ドームでワンマンをする」という大きな目標があるわけですが、現時点での目標の場所への視界の開け方は、これまでと変わってきている感覚がありますか?
ユーキ 僕は、国際フォーラム(2015年のクリスマスワンマン)くらいまではめっちゃ視界良好に見えてたんですよ、東京ドーム。けど、今はちょっと遠ざかってる感覚です。今のままじゃ本当に危ないというか、ダメだと思う。
──その感覚って、周囲が抱いているものと正反対だと思います。きっと世間の人は、超特急は勢いに乗って順調にステップを上っていると感じているんじゃないでしょうか。
ユーキ 何も考えずこの勢いにただ乗ってしまうだけだと、パッと花が咲いてそれで終わりになるんだと思う。だからダメなんですよ。活動初期の頃の気持ちを思い出して、流行りとは違う自分たちらしさをここでもう一度確認しなきゃいけないと思う。実力面もそうですし、僕ら「今まで誰も見たことがないダンス」を持ち味にして、これまでやってきたので……「『超特急』っていうブランドはこういうものです」っていう、僕らだけの個性をしっかりと意識しながらレベルアップしていかなきゃって思うんです。
タクヤ ユーキの言う通りだと思う。僕もまったく見えてないです。現状は。
ユーキ うまく行き過ぎてるのが怖いですね。
カイ 僕の気持ちは最初から変わらないけどね。絶対行けると思ってる。
──なるほど。リョウガさんはどうですか?
リョウガ 存在は感じるけど、同じフロアにはいないというか。まだまだ、天井を何枚も重ねたその先にある感じだと思います。
このページでは、“いきものダンス”として話題を集めている「警視庁いきもの係」エンディングバージョンの「My Buddy」のサビ部分の振付を超特急メンバーがレクチャー。7人の動きに合わせて、一緒に踊ってみよう。
- 下向きに合わせた手を内側に1回転させて上へ
- ひじを合わせてハートマーク
「Buddy」で身体を前に倒す
- “ガオー”のポーズを4回
- 身体を右斜めに倒し
手をおでこの前に置いて4拍
- 胸の前で両手のグーを
合わせて中腰に
- 右手のグーを上へ
- 左手のグーを上へ
- 立ち上がってもう一度
両手のグーを合わせる
- 両手を上に大きく広げ、
円を描くように下へ
- おじぎして、グーにした手を下向きにクロス
- クロスさせた手を頭の上へ
同時に右足を曲げる
- 両手を点滅させながら、
その場でかけ足
- 4回繰り返す
- 中腰になり、パーにした手を下向きにクロス
- 身体を左側に向けながら、
両腕を外へ広げていく
- 右ひざを曲げて、グーにした両手を顔の前へ
- 右手の指先で右肩をタッチ
- 左手の指先で左肩をタッチ
- 身体の向きを正面に戻しながら
両手の平を上向きに
- 開いた右手を左手の上に乗せる
- 右手を指差しポーズにしてもう一度開く
- 右手の人差し指で左手の平をタッチ
これを2回繰り返す
- 隣の人と両腕でハートを作り
顔を合わせる
- 顔を正面へ向けてスマイル!
HMV presents BULLET TRAIN 5th Anniversary Special「超フェス」
- “超”整中 ※詳細後日発表
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2017年8月28日(月)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
<出演者>超特急 / and more
- “超”芸人フェス
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2017年8月29日(火)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
<出演者>超特急 / ココリコ / 椿鬼奴
- “超”スタダフェス
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2017年8月30日(水)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
<出演者>超特急 / 私立恵比寿中学
- “超”整中 ※詳細後日発表
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2017年8月31日(木)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
<出演者>超特急 / and more
- “超”イロモノフェス
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2017年9月1日(金)東京都 チームスマイル・豊洲PIT
<出演者>超特急 / ゴールデンボンバー
- 超特急(チョウトッキュウ)
- ボーカル2人の美しいハーモニー、奇抜で独特なダンスパフォーマンスで人気を集めている“史上初!! メインダンサー&バックボーカルグループ”。コーイチ(1号車 / バックボーカル / お父さん担当)、カイ(2号車 / メインダンサー / 神秘担当)、リョウガ(3号車 / メインダンサー / ガリガリ担当)、タクヤ(4号車 / メインダンサー / 筋肉担当)、ユーキ(5号車 / メインダンサー / ドジっ子担当)、ユースケ(6号車 / メインダンサー / 元気担当)、タカシ(7号車 / バックボーカル / 末っ子担当)の7人で構成されている。2012年6月に1stシングル「TRAIN」でCDデビュー。2014年3月には6thシングル「ikki!!!!!i!!」を発売し、ホールツアーを実施する。同年12月に1stフルアルバム「RING」を発表。2015年6月にはデビュー3周年記念の9thシングル「スターダスト LOVE TRAIN / バッタマン」をリリースし、インドネシア・ジャカルタでのライブイベントに出演して海外“開通”を果たす。さらに12月23、24日には東京・国立代々木競技場第一体育館でのワンマンライブを成功させた。2016年3月にカンテレ・フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の主題歌を表題曲とするシングル「Yell」を発表。10月26日に2ndアルバム「Dramatic Seven」をリリースする。2017年4月に、デビュー5周年を記念したシングル「超ネバギバDANCE」を発売し、同作で自身初のオリコン週間シングルランキング1位を獲得。7月にはフジテレビ系ドラマ「警視庁いきもの係」の主題歌「My Buddy」をシングルリリースする。